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診療の流れ

まずは、お電話で ご予約の日時をお決めくださいください。

 

来院されましたら、受付カウンターでお名前をお伝え下さい。

※再診の方は、診察券を お渡しください。

  

問診票をご記入いただき、お話を聞きながらカルテをお作りします。(初診時)

 

更衣室にて、お着替え。こちらで お着替えをご用意してありますので、お仕事帰りでも安心です。

ご持参して頂いても結構です。Tシャツ、ジャージなど動きやすい服装の方は、そのまま施術します。

※コルセット、ボディースーツ等は お外し下さい。下着(ブラジャー)は着用したままで大丈夫です。

 

施術(約30分です)

 ①前半:スタッフによるバランス調整。全身を調整、チェックしながらマッサージで ほぐします。

  

 ②後半:院長による施術。その方の症状や状態にに合わせたカイロプラクティックを行います。

  

お着替え

 

お会計&次回のご予約の相談。

※施術中 

カイロプラクティックの施術中にお腹が鳴ったりガスが出たりする事があります。

これは施術により内臓の働きが活性化しておきる自然な反応です。

良くある事ですので恥ずかしい事はありません。ご安心ください。

その他「トイレに行きたい」「鼻をかみたい」など遠慮なく仰ってください。

 

※施術後

施術後、一時的に身体がだるくなったり、熱っぽくなったり、何らかの反応が出る事があります。

これは自己治癒力が働いているサインですのでご安心ください。

施術後、数時間は激しい運動やトレーニング等を控え、休息を取る事をおすすめします。

基本的には、普段通りの生活で構いません。入浴もOKです。

当院の身体の見方について

身体の見方について

​2021年3月 追記

​カイロプラクテイック折橋治療院 院長 折橋直紀

カイロプラクティックは基本的に背骨を中心とした脊柱骨盤と神経の関係に注目し、サブラクセーション(脊椎の解剖的生理学的な異常)を見つけ調整する事で神経機能を整える治療です。筋肉、靱帯、腱、内臓、頭蓋等にもアプローチしますが、中心となるのは脊椎骨盤に関わる神経の問題(脊髄神経に代表される末梢神経)でした。しかし人体機能を考えると抹消は中枢からの指令で働き、中枢は抹消からの伝達、影響を受け取るものです。その流れを見ずに人体を考える事はできません。例えば足を捻ったとして、足首の神経が下腿-大腿-骨盤-腰椎-脊髄-脳へと送られ、大脳でどうするかを判断して指令が各関連組織に行き、それが足首に戻って回復への治療の手順となる訳です。この過程で骨盤や背骨、各関節等に問題があると情報が正しく脳へと伝わらない、もしくは脳からの指令が伝わらずに回復が遅れるというのが今までのカイロプラクティックの考え方でした。簡単に言うと背骨の問題として捉えていた訳です。その後、背骨だけでは不充分ではないか?と注目されたのは脳の機能的問題でした。

まずへミスヘリシティーという左右の脳の機能的なバランスの崩れです。様々な影響によって大脳半球の左右どちらかにエラーがおきると身体の片側半分に問題点を生じます。(交感神経の過緊張、しびれ、脱力筋力の低下、感覚の異常など)また多くの小脳の問題や、脳幹、視床や辺縁系も影響を受けます。自律神経の不安定、身体半側のバランス低下・不調、原因不明の症状の多くは脳内の神経の問題と考えられてきました。

また近年、高度な顕微鏡(超高圧電子、2光子レーザー電子顕微鏡など)の技術により脳に表れる問題は神経だけではなく 

グリア細胞の存在が大きい事が分かってきました。グリア細胞はアストロサイト(脳内においてニューロンの1.4倍を有し、神経伝達物質を取り込みシナプス間の情報伝達に働き、血管と連結し脳内へ栄養供給する)・オリゴデンドロイドサイト(髄鞘を作り神経の伝達をよくする)・ミクログリア細胞(免疫機能への関与、古い神経細胞の貪食、脳神経の管理調節等)で構成されています。この3者は脳内で密接に関わり大脳皮質にも大きく影響を与えていると脳医学学会でも発表されました。これが脳神経に大きく影響を与え身体の働きを制限しているのではと言われています。今まで脳神経の問題と考えられてきた物もグリア細胞の影響が大きいのではと注目されています。

 

治療の手順   折橋治療院として40年の臨床の中から紡ぎあげてきた現在の治療を下記にまとめました。

                       グリア細胞のチェックから全身に対応する治療です。目を通して頂ければ幸いです。​

(1)緩和操作 心身をリラックスさせるため、手技やアクチベーターなどを使い緊張をほぐします。

 

(2)関節、筋、筋膜、腱、靱帯、軟骨、経絡の調整とチェック。

 

(3)自律神経の調整

   交感神経と副交感神経のバランス、総元締めとも言える視床下部、下垂体、延髄のチェック調整、内臓のチェック。

 

(4)グリア細胞のチェックと調整

  これまでその働きが注目されていなかったグリア細胞(アストロサイト、オリゴデンドロサイト、ミクログリア)は脳細胞の      約8割を占めると言われ、ここ10数年の研究で脳の活動に大きく関与する事が分かりました。脳内神経の規定調整を図り身体全体のバランスを整えます。

 

(5)脳のバランス

  身体のバランスに関与する小脳、中脳、大脳のチェック(乱れがあると身体半分に不調が出たり、めまい、耳鳴り、      違和感、しびれなどの症状が出る)大脳皮質、基底核、視床、脳幹、脳脊髄液、間質液の流れ等を見ていきます。

 

(6)最終調整 1~5の過程を終えた後で最後にもう一度、主訴及び脊柱骨盤をチェックし調整します。

 

以上を約30分程で診ていきます。脳の問題、特にグリア細胞のチェックにより今まで難しかった原因不明の強い痛みにもかなり対応できるようになってきました。また諦めていた古傷等もまだまだ回復する可能性があると分かり、今後の治療にも更なる希望が湧いてきています。
当院の患者様には「折橋は足を見て何をしているんだろうか?」とか、「手を動かし何をしているんだ?」とか、「痛い所を触らずいいのか?」と思われているかもしれませんが、身体のチェックで患者様の反応の表れる部位に対してIRTというテクニックを使った治療をしております。
IRTInjury Recall Technique)は米国のカイロプラクターDr.W.Schmittが発案したものです。Dr.Schmittは足病学の中でIRTを発見しました。神経学的に足と足関節からの求心性刺激は脳や脊髄の統合、並行固有受容器の維持に重要で、足部足関節の位置は均衡の為の最も大切な固有受容器からの情報を受ける頚部と共に姿勢維持、ホメオスタシス(恒常性)に大きく影響を与えるとしました。
筋肉は外傷を受けるとその事を記憶します。正常機能を回復する為にはその記憶を取り除く必要がありIRTが必要となるのです。内臓の不調もまた対応する筋肉に反応が表れてきます。治療法として頸部より下方は関連する側の足首距骨を、頚部より上方は上部頸椎を動かします。身体の反応部位に触り足首を動かしたり、頚や頭部に触り頚部を前後に動かすのはその治療です。

(2021年3月 追記)

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